▼α-リポ酸とは？
α-リポ酸は人間の体内に存在している成分の一種で、エネルギー産生をする際に重要な役割を果たしています。
人間の身体を構成する細胞全てに存在し、細胞を活性化させる働きを持っています。
▼α-リポ酸の体内での主な役割
・代謝アップ
α-リポ酸にはブドウ糖をミトコンドリアへ効率よく届ける働きがあり、それにより熱エネルギー産生が高まるため、新陳代謝が上がり体脂肪の増加を防ぐといわれています。
体内生産量はごく少量で、30～40歳頃から体内のα-リポ酸の合成量が大幅に減少していくため新陳代謝が悪くなり、『中年太り』の原因になるとされています。
・非常に強力な抗酸化作用
α-リポ酸にはビタミンC、ビタミンEの約400倍という非常に強力な坑酸化作用があります。
一度使われたビタミンA・C・EやコエンザイムQ10、グルタチオンなどをリサイクルさせて、もう一度抗酸化力のある物質に蘇らせる働きもします。
通常の抗酸化物質は水溶性か油溶性のどちらかですが、αリポ酸は分子が小さいので、血液や脳、腎臓、肝臓などの臓器、骨、体脂肪などあらゆる所に移動し老化の原因となる酸化を食い止めることができます。
・美肌効果（抗糖化作用）
α-リポ酸は、糖質をスムーズに代謝することによって糖化を抑える、抗糖化力を持つ成分として注目されています。
α-リポ酸が持つ抗糖化作用が、コラーゲンやエラスチンを糖化によるダメージから守り、ハリと弾力を保つことで老化に負けない若々しい肌をつくります。
・デトックス効果（有害金属の排泄）
有害金属が体の中に溜まると、体内の活性酸素が多くなり、糖尿病などの生活習慣病になったり、様々な老化現象が促進することになります。
様々な問題を引き起こす有害金属、これを排泄するのもα-リポ酸の役目です。
α-リポ酸には、身体の中に溜まった有害金属（鉛、水銀、カドミウム、ニッケルなど）を捕まえて体の外に排泄する働きがありますので、老化を食い止め若々しさを保つ働きをします。
