▼酒粕発酵物とは?
酒粕とは、日本酒を作る工程で作られるものです。
蒸した米と米麹、水を混ぜて発酵させると『もろみ』となり、それを絞ったものが日本酒、搾りかすが酒粕です。
▼酒粕発酵物の体内での主な役割
・血圧の上昇を抑える / 血流促進 / 冷え性の改善 / 肩こり・頭痛の改善
酒粕に含まれる栄養素に、アミノ酸の一種であるペプチドがあります。
この酒粕ペプチドには、血圧を低下させる働きがあります。
また、日本酒や酒粕に含まれる物質アデノシンには、血管を拡張させる効果があります。
体の隅々まで血液が流れることによって、肩こりや頭痛、冷えなどの症状の緩和にも効果があります。
・便秘改善 / 整腸作用
酒粕には豊富な不溶性食物繊維が含まれており、腸の中で膨張し腸の蠕動(ぜんどう)運動を促すので、便秘の改善に役立ちます。
また不溶性食物繊維は整腸作用のあるビフィズス菌を増やしたり、腸内の有害物質や脂質を排出する働きもあります。